こんにちは!副業Webライターうさりんごです。
「副業Webライターって、副業にどれくらい時間を割いてるの?」
「副業Webライターのスケジュール管理が知りたい」
副業でWebライターやりたいと思っている人は、本業と両立できるかどうか気になりますよね。
1日にどれくらいの時間をライター業に当てれば成り立つのか?
結論、月々の目標とする金額によって違います。
そして、受注する案件の単価によっても変わるのです。
この記事では、会社員として働きながら、ライターとして月4万円稼いでいるわたしのスケジュールをご紹介します。
これから副業でWebライターを始めたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
副業Webライターのスケジュール管理(月収4万円)
会社員として働きながら、ライターとして月4万円稼いでいるわたしのリアルなスケジュールをご紹介しますね。
わたしの基本情報はこちら。
- 正社員(営業事務)
- 月~金まで毎日オフィスに通勤、土日は休み
- 家族は夫・未就学児ひとり
- 9:00~16:00の時短勤務(残業多め)
- 夫も会社員、当直・土日出勤もあり
ではさっそく、平日と休日のスケジュールをご紹介します。
平日のスケジュール
平日の執筆スケジュールは以下の通りです。
6:00~6:05 | 起床 |
6:05~7:00 | 執筆・推敲(忙しい時のみ) |
7:05~8:30 | 朝食・身支度・出勤 |
9:00~12:00 | 本業 |
12:00~13:00 | 昼食・執筆(主にリサーチ) |
13:00~16:00 | 本業 |
16:30~17:00 | 子どものお迎え、帰宅 |
17:00~21:00 | 食事・家事・寝かしつけなど |
21:00~23:00 | 執筆 |
23:00~ | 趣味の時間・就寝 |
基本的には昼休み40分、子どもが寝てから2時間、毎日トータル2時間半くらいを執筆に当てています。
昼休みはリサーチや構成を考えて、夜のまとまった時間で執筆することが多いです。
案件が立て込んでいる時は、朝目覚めてから家族が起きるまでの1時間も執筆や推敲の時間に当てています。
今日は疲れていてやりたくないなーと思うこともありますが、毎日必ずパソコンを開くようにするのがスケジュールを守るコツです。
Webライターは自分で時間管理をしなければならないので、計画を立てて実行するのが苦手な人は不向きな職業と言えます。
休日のスケジュール
次に休日の執筆スケジュールは以下の通りです。
7:00~ | 起床 |
7:05~8:30 | 朝食・身支度 |
9:00~12:00 | 執筆 |
12:00~13:00 | 昼食 |
13:00~15:30 | 買い物・お出かけなど |
15:30~17:30 | 執筆(子どもお昼寝中) |
17:30~21:00 | 食事・家事・寝かしつけなど |
21:00~23:00 | 執筆 |
23:00~ | 趣味の時間・就寝 |
本業は土日が休み。
締切が近い案件が重なっている時は、土日合わせてMAX10時間ほど執筆の時間に当てています。
平日よりもまとまった時間が取りやすいため、休日に執筆作業を集中させることが多いです。
土日に執筆している時は、夫が子供と遊んだり公園に連れて行ってくれたりしています。
未就学児がいる場合は、家族の協力を得ないと集中作業する時間を確保するのは難しいです!
我が家の場合は、子どもが小学校に上がるタイミングでわたしが今の仕事を辞めて、在宅で仕事をするという目標があります。
家族共通の目標とする生活があるので、それに向けて今はみんなで協力し合っている感じです。
副業Webライター1週間のスケジュール(案件例)
副業Webライターの1週間のスケジュールをご紹介します。
わたしが現在継続受注している案件は3つ(2023年7月時点)。
文字単価1円の案件が2つと、文字単価0.7円の案件が1つです。
1週間のスケジュールの中で、どのように作業を割り振りしているのか見本を載せますね。
【案件①】 文字数:5,000~10,000 締切:1週間以内 構成:あり 文字単価:1.0円 ジャンル:金融 受注頻度:週1回 | 【案件②】 文字数:10,000~20,000 締切:5日以内 構成:なし 文字単価:1.0円 ジャンル:美容 受注頻度:月1回 | 【案件③】 文字数:3,000文字 締切:10日以内 構成:あり 文字単価:0.7円 ジャンル:コラム 受注頻度:週1回 | |
月 | 【受注】 夜:リサーチ | 【受注】 | |
火 | 昼:リサーチ 夜:構成作成 | ||
水 | 夜:執筆 | 【受注】 昼:リサーチ | |
木 | 夜:執筆 | 昼:構成作成 | スキマ時間:リサーチ |
金 | 夜:推敲 | 夜:執筆 | 昼:リサーチ |
土 | 朝:誤字脱字チェック 【納品】 | 昼夜:執筆 | スキマ時間:リサーチ |
日 | 朝:推敲 【納品】 | 執筆・推敲 【納品】 |
【案件①】は構成あり、ジャンルが得意分野の金融のため、文字数が多くてもサクサク書けます。
修正依頼はほぼないので、締切の1日前までに納品することが多いです。
【案件②】は構成なし、10,000文字~20,000文字の案件がメイン、締切も短いので一番ハードな案件。
月曜日に受注するとかなり本気でやらないと終わらないので、できれば金曜日か土曜日に受注したい!と思っています(笑)
細かな修正依頼が複数回ある案件ですが、修正は別途締切が設定されるため、締切日前日~当日の朝に納品することが多いです。
【案件③】は、わたしがライターを始めて1ヶ月目で応募した案件なので、もう半年以上のお付き合いになります。
締切が長くて、書きやすいテーマ、文字数少なめ、クライアント様がとても優しいので、単価は低めですが、依頼をいただける限りずっと続けたいと思っています。
今のところ、この3つの案件で月40,000円~45,000円ほど稼げています(クラウドソーシング手数料を差し引いた後の金額)。
これを見てお分かりかと思いますが、目標金額が高い人は、稼働時間を増やすか単価の高い案件を受注する必要があります!
副業Webライターがスケジュール管理を失敗した話
わたしがスケジュール管理を失敗した話をご紹介したいと思います。
いつ案件をもらえるか読めないのが、Webライターのスケジュール管理が難しい点の1つです。
始めたての頃、とにかく案件が欲しくて色々応募していたら、タイミングよく複数の案件に同時に採用されました。
やったー!と喜んでいたのもつかの間。
複数の案件で締切が重なってしまい、平日も土日も毎日深夜2時頃まで作業する羽目になってしまったのです。
おかげで平均睡眠時間4時間という寝不足の日が1週間続き・・・
さすがに本業の業務中も眠気に襲われ集中できず、しかもすべての案件を書き上げた翌日に体調を崩して会社を欠勤してしまいました。
生産性は落ちるわ、急な欠勤をするわで会社に迷惑をかけてしまい猛反省です!
時間がない中で書きあげたので、今思えばあまり良い出来とはいえない記事もあったでしょう。
特にクレームはありませんでしたが、クライアント様にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
その反省を踏まえ、同時に複数の案件を受ける場合は、綿密にスケジュールを立てるようにしています。
それでもカツカツのスケジュールになりそうなときは、クライアントに事前に相談をして締切を伸ばしてもらうなど調整をします。
副業ライターこそ、日ごろからクライアントと良好な関係を築いておくのがおすすめです。
副業Webライターの時間管理テクニック
副業Webライターの時間管理テクニックを4つご紹介したいと思います。
副業Webライターは時間管理が命です。
時間管理のコツとおすすめの案件をご説明するので、チェックしてみてください。
時間がないなら作る!
副業Webライターのスケジュール管理で重要なことは「時間を作る」ことです。
「時間がないから副業でWebライターをやるのは無理かも・・・」
そう思っている人もいるかもしれません。
でも、Webライターに限らず、時間がないということを理由にしていたら何も始められません。
ワールドカップサッカーを見る、読みたい漫画を読むためなら時間を作れませんか?
楽しいことには時間を作れるのに、副業には作れないことはないはずです!
3,000文字くらいの案件であれば、2~3時間あればできます。
ルーティーンの見直しや時間の使い方を工夫することで、1日2~3時間捻出することは可能です。
文字単価1円・3,000文字の案件を週5回書けば、月60,000円の収入になりますよ。
Webライターは最初から支払われる金額が分かっているし都度払いなので、とてもいい副業だと思います。
諦めずに一歩踏み出してみましょう!
締切から逆算する
締切から逆算してスケジュールを立てます。
まずは、文字数や作業工程の数(構成ありか、画像の選定、Wordpressの装飾ありか)からだいたいの作業時間の目安をつけてください。
次に何日までに提出したいか自分の中での締切を決めます。
その締切から逆算すれば、最低でも何日前までに取り掛からないとというスケジュールが組みやすくなるというわけです。
同時並行している案件がある場合や、初めての案件がある場合、適当にスケジューリングしていると途中で計画が破綻する恐れがあります。
納期前に徹夜・・・ということにならないためにも、必ず逆算したスケジュールを立てるのがおすすめです。
締切が長い案件を選ぶ
なるべく締切が長い案件を選ぶようにしましょう。
副業ライターは、作業時間が限られるため締切が短い案件は不向きです。
複数の案件を受注するのであれば、納期まで5日以上の案件がおすすめです。
納期が短い案件を受注したい場合は、納期までに修正も完了させる必要があるのか事前に確認しておいた方がいいでしょう。
わたしは文字数が少なめでも納期が長い案件に応募するようにしています。
そのような案件は、スキマ時間を使って少しずつ進められるからです。
スキマ時間をどう使うかがカギ
Webライターがスケジュール管理を成功させるためには、スキマ時間をどう使うかがカギになります。
通勤時間や料理の合間、寝る前の時間などちょっとした時間に、できることがたくさんあります。
「15分とか30分じゃ集中できない」という方もいると思います。
確かに短時間では集中する作業は向かないので、以下のような短時間でできることをやりましょう。
- 競合調査(キーワード検索)
- 競合記事の読み込み
- 見出し作成用のキーワード書き出し
- 見出し作成
主にキーワード検索や競合サイトを読み込む時間に使うのがおすすめです。
いいなと思った記事をブックマークしておけば、執筆する際に見直すこともできます。
副業Webライターは、スキマ時間を有効活用できるかどうかがカギです!
副業Webライターを続けるコツ
副業Webライターを続けるコツを4つご紹介します。
Webライターは初期投資が少ないため、副業として気軽に始める人が多い職業です。
でも、イメージほど楽な仕事ではないですし、続けられず挫折する人も多い職業と言えます。
続けるコツを心得ていれば、すぐに諦めずに続けられるはずです!
目標金額を設定する
1番いいのは月々の目標金額を設定することです。
毎月同じでもいいですし、〇ヶ月後、1年後、段階を踏んで収入を増やす目標もいいと思います。
目標金額を達成するためには、何文字の案件を何件やればいいか計算して具体的なスケジュールを立ててください。
ライターのレベル別文字単価の目安は以下の通りです。
レベル | 文字単価 | 記事単価 |
初心者 | 0.3円~1.0円未満 | 約3,000円 |
中級者 | 1.0~2.0円未満 | 約10,000円 |
上級者 | 2.0円~3.0未満 | 約20,000円 |
プロ | 3.0円~ | 個々に変動 |
ご覧の通り、初心者は1円未満の案件がほとんどです。
SNSなどで、「初月から1円以上の案件を獲得した!」という情報も見かけますが、そのような人はかなり珍しいと心得ておいた方がいいでしょう。
あまり安すぎる案件ばかりやっていてもなかなか月々の売り上げは伸びません。
ある程度記事を書くことに慣れたら、積極的に文字単価の高い案件に応募していきましょう!
おすすめの案件の選び方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
ツライのは最初の半年
ツライのは最初の半年と考えておいてください。
「書く気は満々なのに案件が取れない」おそらく最初はこれが一番ツライです。
副業Webライターは専業ライターより案件が取りにくいです。
なぜなら、執筆に割ける時間が専業ライターより少ないから。
なるべく早くたくさんの記事を納品してほしいと考えているクライアントには、嫌煙されてしまう可能性があるんですね。
また、修正依頼がたくさんある時もツライです。
「自分には才能がないのかもしれない・・・ガクッ」と思ってしまいがちですが、慣れればおのずと修正は少なくなります。
ただ、何度も同じミスをすると継続してもらえない可能性があるので要注意です。
わたしは指摘されたことをメモ機能にストックして、ときどき見返すようにしています。
そんなこんなで半年くらいかじりついているうちに、不思議と案件が取れるようになっていきました。
ヤマを越えれば書くのが楽しくなってきますよ!
慣れれば書くのが速くなる
書くスピードが遅いことを悩んでいる方も多いと思いますが、慣れれば速くなります。
最初は文章を考えるのに時間がかかりますが、PREP法などの型をマスターすれば文章の構成に悩む時間が減らせます。
また、何本も記事を書くうちに自分の「定番の型」もできあがるはずです。
PREP法について気になる方はこちらも読んでみてくださいね。
タイピング自体が遅い場合は、「e-typing」や「my Typing」などの無料練習サイトで練習しましょう。
指を鍛えることでタイピング自体が速くなりますし、誤タイピングも減らせますよ!
誤タイピングが多い人は、提出前の誤字脱字チェックにも時間がかかるので、早いうちに矯正しておくのがおすすめです。
本業にも役立つ
Webライターの仕事は本業にも役立つということをご存じでしょうか。
わたしは、ライターの業務を始めてから以下のようなスキルが上がったと感じています。
- 文章力が上がった
- シンプルで分かりやすい文章が書けるようになった
- リスト(箇条書き)の使い方がうまくなった
- 書くのが速くなった
嬉しいことに、ライター業務を始めてから「〇〇さんの文章って分かりやすいよね」と言ってもらえることが増えたのです。
わたしの本業は事務職なので、文章を作成したり発信したりする仕事がメインといってもいいほど。
読みやすい文章や分かりやすい文章はとても重要なスキルです。
文章を書くスキルは、第三者の添削・指摘を受けないとなかなか上がりません。
ライターはクライアントから修正依頼を受けることで、文章力が上がり表現の幅も広がるため、そういう点でもメリットのある副業です。
また、「修正の数を減らさなければ」という緊張感が身についたため、見直し(推敲)の精度も上がったと思います。
まとめ
会社員として働きながら、ライターとして月4万円稼いでいるわたしのスケジュールと時間管理術をご紹介しました。
具体例を見ていただくことで、Webライターの1週間がイメージできたのではないでしょうか。
我が家は小さい子どもがいますが、夫婦で協力して時間を捻出しています。
それぞれのご家庭の状況によって割ける時間は変わってくると思いますが、工夫次第で案外時間は作れるものです。
まずは、「いくら稼ぎたいか?」という目標を決めて、具体的なスケジュールを立ててみましょう!
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